デパートおせちの特徴と選び方


デパートはブランドがあって、そこで販売されるおせちは人気があります。

■デパートおせちの特徴

1.おせちの種類が多い

2.有名料亭や老舗のおせちが豊富

3.全国配送可能な品と配送地域限定の品がある

4.冷凍おせちと冷蔵(生)おせちとも扱っている

5.デパートオリジナルのおせちと各販売元のおせちがある


以下、各項目の説明です。

1.取扱い商品数が多いことに異論があるひとはいないでしょう。

例えば2017年の高島屋での販売商品数は850点です。

それだけの数の中からどうやって選んだらいいんでしょう。
ひととおり全部見ようとしても、ちょっと難しいですよね。

ネット通販が普及する前のデパートの主力販売方法は(今でも主力かもしれませんが)、展示会場に見本を並べて顧客に下見してもらい、それをもとに予約してもらうというやり方でした。

展示会場方式ですと展示できる商品数は限られていますし、顧客の選択肢はあまり多くありません。

一方ネットですと取扱品数の制限はありません。
選択肢を増やして欲しいという顧客の要望とデパートの暖簾を借りたいという販売元の希望をきくことにより商品数が増えてきました。

2.おせち取扱いの歴史が長く、デパートの暖簾で販売元との関係も深いため他の販売チャンネルの追随をゆるさないためです

3.主に本店が対応している全国配送可能なおせちと各店ごとの近隣地区限定配送のおせちが混在しています。各店によって取り扱うおせちの品も異なります。
このあたりは全国一律のスーパーなどとは違い、1.の販売方式が大きな割合を占めている結果です。

4.全国配送可能な品はほぼ冷凍おせちで、配送地区限定のおせちは冷蔵(生)おせちです。
これもデパート独自の販売方式に起因しているでしょう。
なんとなく全国配送可能な品が多いように感じる人が多いかもしれませんが、実際は圧倒的に配送地区限定のおせちの品数が多いです。
また、冷蔵(生)おせちは種類は多いですが、その性質上各おせちは限定個数での販売が多いです。限定個数の品は当然ながら完売時期も早いです。

一例として高島屋の販売数が850品であるといいましたが、住んでいる地域によって入手できるおせちの種類・品数が大幅に異なってくるので注意が必要です。

5.デパートが独自に企画して販売するオリジナルおせちは自店で配送まで責任を持ちますが、販売数が非常に多いので、全部の商品を仕入れて配送まで行うのは難しく販売元から直送される商品もあります。もちろん包装紙はデパートのものです。
また、オリジナル以外のおせちは複数のデパートで販売される商品が多いですが、【当デパート限定】と銘打たれているものはそのデパートでしか販売されません。


特徴の説明が長くなってしまいましたが、この特徴を踏まえてどのようにおせちを選べばいいでしょうか?

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posted by おせちソムリエ at 23:09 | ・おせち一般・基礎知識

2017年おせちのトレンドは、種類の多様化と少人数用おせちの売れ行き好調


大阪についで名古屋でも百貨店のおせち商戦が始まりました。

2017年おせちのトレンドはどうでしょうか?
まとめてみました。

「年末年始の特別な行事は良いものを食べたい」という人が多く、手間のかかるおせち料理は自分で作るのではなく、通販や百貨店などで購入する人が年々増えています。

「おせち市場は直近5年間で2割程度拡大している」と全体の売り上げを落としている百貨店業界でも、おせちは数少ない成長市場です。

販路についても、ネットでの購入が松坂屋名古屋店では前年比20%増などと大幅に増えています。

昨年の婦人画報のアンケートでも分かるように、ネットでの購入の流れは止まりません。
やはり選択肢が多くて好みのものを見つけ易いというのがおおきな理由です。

平均購入価格ですが、松坂屋名古屋店では前年並みの2万3千円前後が見込まれています。

高島屋のおせち担当者の話では、予約前半は高島屋限定おせちや50,000円以上の老舗料亭など高額価格帯おせちが人気で、会期の後半は少人数用おせちが大きく売上を伸ばすという二極化がより一層強まっているとのことです。
(高島屋のおせちの中心価格帯は2万円から3万円です)

2017年おせちのいくつかのキーワードを挙げてみると次のとおりです。

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posted by おせちソムリエ at 18:30 | ・おせち一般・基礎知識

通販おせちの冷凍と冷蔵(生)はどっちを選ぶべき?

通販おせちには大きく分けて二つの種類があります。
冷凍おせちと冷蔵(生)おせちです。

■冷凍おせちとは、おせちを重箱に詰めた状態、もしくは小分けパックで冷凍して冷凍(チルド)便で届く物です。

<メリット>
1.食品の劣化の心配が少なく、長期間の保存が可能です。
2.保存料が少なくて済むので、保存を考えた濃い味付けにする必要がありません。
3.盛りつけ済ならば解凍するだけで食卓に供せます。

<デメリット>
1.食べる前に解凍をする手間が必要です。
2.わずかですが風味が落ちる食材が存在します。

※注意点
 冷凍おせちは冷凍庫からだした後に自然解凍
(解凍方法は冷蔵庫に入れるのが原則ですが、販売者の説明書にしたがいます)
 が必要ですが、まる1日近くかかる場合があるので
 おせちの配達日は30日以前としましょう。

■冷蔵おせちとは、重箱に詰められた物が、冷蔵便で配達されるスタイルのおせちです。
生おせちとも表示されます。

<メリット>
1.作りたての風味と美味しさが一番良い状態で食べられます。
2.解凍する手間がありません。

<デメリット>
1.日持ちがしないため、食品の劣化が心配されます。
(一般的に、届いた日から1〜2日以内に食べきるようになっています。)
2.保存のために味付けが濃くなりがちです。



つまり、冷蔵、冷凍にも一長一短があり、どっちが良いと決められるものではありません。
ご自宅での毎年のおせちの味わいかたは大体決まっているでしょうから、それをもとにそれぞれのメリット・デメリットを勘案して選びましょう。

ただ、主要な全国通販のおせちは、冷凍おせちが多いようです。
冷凍技術が進歩したことで、味を落とすことなく鮮度が保てること、配送地域が全国で配送に時間がかかることなどが理由と思われます。
いっぽう、冷蔵(生)おせちは配送地域を制限していることが多いです。


どちらにしても、年末近くになると売り切れや注文期間が過ぎてしまうことにもなりかねません。
なるべく早く予約して安心してお正月を迎えましょう♪


posted by おせちソムリエ at 21:55 | ・おせち一般・基礎知識